ブラジルだけじゃないBRICS株低迷の理由は!?

 昨夜(14日)のブラジル株式市場では指標のボベスパ指数 が上昇。 前日比0.4%高の54666.82で終了。

 NYダウが100ドル以上の上昇、本日の日経平均も大幅反発でスタートしているのと比較すると、あまりにも元気のないブラジル・マーケット。

 で、元気がないのはブラジルだけではなく、BRICS諸国も苦しんでいるようですね。

 先月の日経にはこんな記事もありました。(ちょっと長いですけど・・)

 BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)株が低迷から抜け出せない。新興国の代表のように持ち上げられてきたが、どの国も経済成長が鈍化し投資家の関心を引きつけられなくなった。

 インドと中国の成長率は市場関係者の予想を裏切った。インドの昨年10~12月期の国内総生産(GDP)の伸び率は前年同期比4.5%と4年ぶりの水準に落ち込んだ。

 中国も今年1~3月期は8%台に回復するとの声があったが、ふたを開けてみれば同7.7%(前の期は7.9%)と再び減速した。ロシア、ブラジル、南アフリカのこのところの成長率は1~2%台にとどまり、日本や米国にさえ追い抜かれそうな雲行きだ。景気の低迷を受け株価もさえない。BRICS主要株価指数の年初来の騰落状況を見ると、5カ国ともマイナスだ。

 一体、何が起きているのか。中国は消費の伸び悩みが指摘されている。インドは企業の投資不足がいわれ、ブラジルはインフレ懸念に苦しんでいるようだ。

 資源国のロシア、南アフリカ、ブラジルは資源ブームが去り、資源輸出の低迷が足を引っ張る。皆それぞれ別個の課題を抱えているが、経済学者は共通の原因を探し求め、「中所得国のワナ」という理論を導き出した。

 中所得国のワナは、新興国が経済成長に伴ってコストが上昇する一方で、技術面では先進国に追いつけずに成長の壁にぶつかる現象を指す。成長のダイナモはしだいに、さらに低いコストの後発の新興国に移り、先発国は競争力を失っていく。

 BRICs(当初は南アフリカを含まず)という言葉が広まったのは2003年ごろだが、このころのブラジルの1人当たりGDPは3000ドル。それが今年は12000ドル程度が見込まれている。

 中国も03年当時は1200ドルだったが、今年は6600ドルに迫る。10年前には今と同じ人件費で4~5倍の人数の労働者が雇えた。低コストを前提として先進国からの技術移転で成長していた経済構造が行き詰まるのは当然だろう。

 ワナから抜け出すには経済構造を根本から変え、企業のイノベーションを引き出し、生産性を向上させる必要があるといわれる。だが、BRICSの国々はどこも面積が広く、人口も巨大だ。

 改革には広範で複雑な反対勢力が存在する。改革に失敗すれば政治が乱れ、経済成長を支える社会基盤が崩れかねない。BRICSはその巨大さが成長に有利といわれてきたが、むしろ大きな図体が改革を阻む要素として立ちはだかる。

 韓国と台湾は2000年ごろに「中所得国のワナ」に陥ったが、政治経済両面の大胆な改革でワナを抜け出し、再び成長軌道を取り戻した。韓台はともに規模が小さく改革が実現しやすかった。

 国家による支援を受けた独占・寡占企業が成長するのは不思議でもなんでもない。やがてコストが上昇し、競争力が低下すれば成長が鈍化するのも免れない。

 投資家がそれにそっぽを向くのも当たり前だ。本来、BRICS諸国は急成長を追い求めるより、時間はかかっても持続的な成長につながる企業を育成する方が良かったのかもしれない。
 

 
 まぁ、ここまで低迷が続くと経済ジャーナリストのみなさんが、ブラジルを含むBRICS各国のいろんな悪材料を探しはじめるのは当然の成り行きかもしれません。

 日経さんのおっしゃる通り、BRICS各国にいろーんな問題点があることは事実でしょう。

 ただ、ブラ尻の個人的な見解としては、現在の世界マーケットは、先進国がBRICS諸国に対して、「あまりでしゃばるなよ!」と釘をさしている状況のような気がします。

 G7よりもG20の方に世界が注目するようになり、「BRICS開発銀行」の創設なんて動きもあります。

 今まで世界のトップを走り続けてきたアメリカ、ヨーロッパそして日本などの先進国が、それまでの自分たちの地位を守ろうと、必死になってBRICS諸国の力に抵抗しているような感じがします。

 が、ブラジルは「食と資源」が豊富な「持っている国」。人口構成も良く、サッカーW杯&リオ五輪も開催される、明るい未来の約束された「21世紀の主役」であることに変わりありません。

 21世紀に入っての急成長で、ちょっと生意気な部分も多いかもしれませんが、「出る杭も出過ぎれば打たれない」ぐらいのパワーで、先進国の抵抗をはねのけて欲しいと思います。

 まぁ、先進国も意地がありますから、ある程度バランスは考えなくちゃいとは思いますがね。


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